海外バイヤーとの交渉

外国の男性

フリーの中古車バイヤーが成功するには、海外バイヤーとの繋がりを広げていかなければなりません。海外バイヤーとの接点を作る方法や海外バイヤーとの取引について紹介します。

海外バイヤーの車両検索方法を知る

中古車を仕入れたい海外バイヤーは、Googleなどの検索エンジンから「Japanese used car(日本の中古車)」と検索し、車両を探します。フリーのバイヤーであれば自分の仕入れた商品をネット上で販売する作戦を考えた方がいいでしょう。

自社の広告を海外バイヤーが検索した結果画面に表示されるような広告サービスを利用し海外バイヤーにアピールするか、個人であれば輸出の仲介をサポートする中古車輸出業者に加盟し利益を上げる方法があります。

最初は多くの海外バイヤーが集まる大手の仲介業者を利用し、経験を積むと良いでしょう。海外バイヤーと商談をする実力もつきます。

ほぼ価格交渉してくる

海外バイヤーはほぼ全員と言っていいほど、価格交渉をしてきます。日本では大体の相場価格が決まっていますが、海外では定価という共通認識がありません。「ハロー!」と挨拶程度に大胆な価格交渉をしてきますよ。10万単位の値引きをする必要はないですが、5万単位程度の値引きをすると成約率があがる気がします。

海外バイヤーとの商談は、チャットでのやり取りが主流です。レスポンスが早く前向きな海外バイヤーだと感じた時は、直接電話での交渉が1番です。お互い遠く離れたところからの売買のため、相手も不安でしょう。声のトーンや雰囲気、お互いのウマがあうとトントン拍子に交渉が上手く進みますよ。

見積書を発行しても成立ではない?!

海外バイヤーとの商談には、価格交渉や運送スケジュール、車両の状態について話し合います。海外バイヤーが納得次第、Proforma Invoice(見積書)を発行する流れです。しかし、日本で見積書と聞くと前向きにな検討段階ですが、海外バイヤーの認識は軽い検討段階です。そのため、1つの車両の見積書を複数のバイヤーに発行しておいても問題ありません。

海外への中古車輸出は、海外バイヤーとの取引の前に知識が必要です。売上の原価には、陸送金や船賃、輸出経費なども含みます。逆算すると仕入れ金額の設定は、想定売価から売上原価を全て引いて粗利をださなければなりません。

日本で中古車の売買を行うのとは、利益のだし方が違ってきます。海外バイヤーの特徴を知り、仕入れや価格交渉をしていきましょう。

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