中古車バイヤーに必要な能力

PCで分析を行う人

中古車バイヤーは、中古車ビジネスに興味がある方なら誰でもチャレンジできる仕事です。今回は中古車バイヤーに必要な能力・スキルをご紹介します。

分析力・計算力に優れている

バイヤーは中古車を買い付ける際、「この車を購入してどれほどの利益が出せるか」を具体的に計算します。
赤字にならないよう原価を押さえつつ、適度な数を仕入れ、販売価格の値段を設定しなければなりません。市場の動向・売上データを分析しながら、日々細かく数字を追います。利益の見込みをつけなければ良い商品を仕入れられないので、数字に強い人ほどバイヤーに適していると言えるでしょう。もちろん細かい計算は電卓を使用しますが、買い付け時におおよその利益を算出できるほどの能力は欲しいものです。

コミュニケーション力が高い

中古車を仕入れる際、少しでも安く仕入れられるよう値引き交渉を行う場合があります。ただし、交渉相手に強く値引きを希望した場合、安く手に入れるどころか仕入れに失敗するかもしれません。自分の要望をやんわり、かつ具体的に伝えたうえで、相手の態度・対応から引き際を見極められるスキルが求められます。
ちなみにコミュニケーション=話すだけではありません。非言語コミュニケーションといって、表情や顔色、声のトーン、ジェスチャーといった言葉に頼らない意思伝達も必要です。この能力を鍛えることによって、良好な信頼関係を築くことができ、相手の気持ちを汲み取れるようになります。

体力がある

バイヤーの主な仕事は買い付けです。車の仕入れ方法の一つとして、インターネット上で取引できるオークションも主流になってきていますが、オークション会場に出向いて車を買い付けることもあります。それが近隣であれば問題はありません。ですが、会場に行くまで電車・飛行機を利用しないとたどり着けないケースもあります。しかもオークション会場で要望に沿った車と出会えるとは限りません。売上が見込める車を見つけるためには、フットワークの軽さも大きく関係します。

英会話スキル

車によっては海外でしか手に入らない車種もあるため、希望の車を手に入れる場合は外国人の方と交渉する場合があります。基本的なやり取りは英語で行わなければなりません。今は翻訳サイトも豊富にあるので、英語に自信がない人でもやり取りができますが、英語のスキルが高ければ高いほど、翻訳に頼る時間を短縮できるため、交渉がスムーズに行えます。現在英語を勉強している学生・社会人であれば、ビジネス英語を習得しておくのが望ましいです。

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