車が好きで、ゆくゆくはバイヤーを目指している方もいらっしゃるかもしれません。今回は中古車バイヤーになるための方法をご紹介します。
そもそも車のバイヤーとは？
車のバイヤーの主な仕事は、中古車の買い付けです。試乗車やレンタカー車、未使用車などをさまざまなルートから仕入れる必要があります。
主な買い付けの場は、中古車を専門に取り扱うオークションです。そこから車を仕入れ、国内や国外に販売し収入を得ます。
車の知識を身につけるべく、中古車販売で働く
車の知識を身につけるべく、まずは中古車販売で働くのも一つの手です。中古車は新車とは違い、同じ条件の車がないぶん、その車の情報を把握しておかなければなりません。お客様が安心して車を購入できるよう、各車の知識を身につけたうえで販売する必要があります。
自動車バイヤーを求める企業に就職する
フリーの自動車バイヤーとして活躍するなら、まず自動車バイヤーを求める企業で就職するのが先決です。
会社員として働く自動車バイヤーは、これといって特別な資格を求められません。そのため、自動車バイヤーを求める企業は、未経験者を積極的に採用しています。ただし、将来的にフリーで中古車バイヤーを始めるなら、古物商許可というものが必要になるので注意しましょう。
企業で雇用された場合、業務を通じて先輩の仕事を見ながら、買取の判断や見極めのコツを身につけていきます。経験ゼロの方でも自動車輸出を行う企業であれば、特に問題なく仕事を進められるでしょう。未経験でも応募できますが、入社してからの勉強は必須です。秀でた自動車バイヤーになるには、国別での車種人気度を細かに確認するのはもちろん、知識を深めるための勉強が必然的に求められます。
求人サイトを利用する
数多くの求人サイトには、自動車バイヤーの求人が数多く掲載されています。
仕事内容や応募資格はもとより、入社後にどのような人がサポートしてくれるか募集要項に記載している企業もあるので、働いたときのイメージがわきやすいかもしれません。できるだけ数多くの求人サイトに登録しておくと、有益な情報が得られます。
コンサルタントがいる転職サイトを利用するのも一つの手です。その際は車業界に特化した転職サイトを利用するのがおすすめです。
バイヤーはもちろん、車販売（営業）・整備士・ドライバーなど、車関連の仕事を幅広く取り扱っているサイトもあります。中には自動車業界出身のコンサルタントが転職活動をサポートするところもあるため、自動車業界の道へ初めて足を踏み入れる方でも安心してチャレンジできるでしょう。