コンパクトで良いものを求めるユーザーから人気を集める、コンパクトクラスBMW「MINI(ミニ)」。外国メーカー車モデル別新車登録台数で2016年に1位になりました。その後も4年連続でナンバーワンを獲得しています。
2代目モデルからボディーバリエーションが増え、独身の方からファミリー層までライフスタイルによって選べるようになりました。初期型の登場から10年以上人気を集めているMINIは、日本に根づいている海外製の車だと言えます。
中古車市場では初期型なら100万円以下で購入可能なモデルもあるため、慎重に選ぶ必要があるでしょう。
ミニを選ぶ時は世代で分類
第1世代(’02年~’07年)
「R50」と呼ばれる第1世代MINI。ミニの最初の世代で年式的には古いです。良質なR50を中古市場で探すのはコツが必要です。
第2世代(’07年~’14年)
初代と比べてしっかりした作りにフルモデルチェンジしました。この世代は中古車の流通量も多く、お手頃な値段でバランスの良いMINIが手に入ります。
第3世代(’14年~)
「BMW 0シリーズ」しっかりと呼ばれる、現行モデルです。中古車市場では、高年式中古車として相場は若干高め。初期年式の第3世代の相場は、落ち着いているようです。
第3世代は世代のMINIは、ボディタイプでわけられます。
- ハッチバッグ:3ドアが基本。第3世代から5ドアも追加。
- コンバーチブル:屋根が電動ソフトトップのオープンモデル
- クラブマン:ステーションワゴンのようなボディ形状。
- クロスオーバー:背が高く、SVU的なボディ形状。
その他にも、ペースマンやクーペ、ロードスターなどがあります。希少なのであまり目にしません。
ニーズと予算でMINIを選ぶ
手頃で普通のミニが欲しい:予算総額130万~190万円
第3世代(現行型)のクーパーがおすすめです。現行型の初期年式であれば、軽自動車の新車ぐらいの予算で購入できるでしょう。比較的新しい車なので、中古車市場でも特別注意点はありません。この価格帯で5ドアのクーパーも狙えると思います。
お安く100万円以下のミニが欲しい:予算総額70万~100万円
第2世代中間グレードのクーパーがおすすめです。走行距離2万~4万kmあたりの中古車が多く流通しているので、そのあたりが賢い選択だと思います。現行型より1つ前の世代のクーパーだと、中間グレードより上級グレードを選んだ方が満足感を得られるかもしれません。第2世代のクーパーであれば同予算で最上級グレード、走行距離4万~6万kmあたりも狙い目でしょう。