認定中古車と普通の中古車の違いとは

認定中古車

中古車の購入を検討した際、認定中古車が選択肢の一つに入ります。
認定中古車とは、メーカーや販売業者によって厳しい基準を満たした中古車のことです。主に正規ディーラーや特定の中古車販売店が提供しています。
今回は普通の中古車との違いやメリット・デメリットがあるのか解説していきましょう。

認定中古車と普通の中古車との違い

普通の中古車との大きな違いは、査定の方法です。
認定中古車は「株式会社AIS」「JAAI(一般財団法人日本自動車査定協会)」といった第三者機関が厳しい検査やテストを行い、一定の基準をクリアしていることが認められた良質な中古車をいいます。

正規ディーラーの認定中古車

国産車・輸入車問わず、正規ディーラーで認定中古車を販売しています。これらの特徴は品質の良さ、手厚い保証がついているところがメリットです。
車両の状態を示す「車両評価書」や「車両検査証明書」などが付いており、評価点数や傷の位置が確認できます。
一定の基準を満たしていない場合、部品を交換し、外装や内装をきれいに仕上げています。

中古車販売店の認定中古車

中古車販売店の認定中古車は、ディーラー同様、条件をクリアした高品質な車です。

認定中古車のメリット

認定中古車は一定の基準をクリアし、アフターサービスも受けられるので、安心して購入できます。
外観や内装は素人目でも状態はわかりますが、エンジンなどの車の性能部分については見ただけではわかりません。
そういった重要な部分も品質が保証されています。
品質が保証されているということは、長く乗れるということで、長期保証がついているケースがほとんどです。

認定中古車のデメリット

認定中古車はメーカーが徹底した整備点検を行っていて、必要であれば部品の交換も行われています。
その分、手間がかかっているため、その分、本体価格は高めです。同程度の中古車と比べると15~30万円程高くなるでしょう。
場合によっては、「購入価格が安い」という中古車のメリットがなくなる場合もあります。

また、いくら整備点検が徹底されていたとしても、故障のリスクはゼロではありません。
車は機械のため、急に故障することもありえます。

認定中古車に向いている人とは

認定中古車は程度の高い中古車を探している方におすすめです。中古車の購入で重要ポイントとなるが車の状態です。
その点、認定中古車は厳しい基準をもとにチェックされているので、万が一の場合でも保証が付いています。
高品質で安心に乗ることができる中古車を探している方に向いているでしょう。

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