中古車仕入れ時に欠かせないオートオークションは、さまざまな企業が開催・運営しています。良質な車を買い付けるには、企業の評判や実績が大きな要です。今回はその中から大手3社のオートオークション開催・運営企業をご紹介します。
株式会社オークネット
中古車をはじめ、バイクやブランド品など、さまざまな商材のオークションを開催しています。1985年に創業し、世界初の中古車TVオークションを皮切りに大きく成長した企業です。人や車が移動することなく、事務所にいながらして取引できないか考えた結果、今や国内最大級のBtoBインターネットオークションを開催するまでになりました。
全国109会場、年間500万台の情報から希望の車を仕入れられます。インターネットで確認できる共有在庫には、常時4万台が掲載。24時間365日業販が可能です。
扱っている中古車は、業界唯一の車両検査専門会社であるAIS社が厳正且つ公平に検査しています。車の出品サービスも充実しているのが大きな魅力。iPhoneやAndroid端末から車両情報が入力でき、膨大なAIS検査データから修復歴の傾向を表示し査定をサポートしてくれます。
株式会社USS
愛知県東海市に本社を構える中古自動車のオークション運営企業です。日本の中古車オークション市場で圧倒的シェアを誇り、法人会員はなんと約50,000社。北海道から九州にかけて全国19ヶ所の現車オークション会場を運営しています。衛星TV専用端末機を使った「衛星TVオークション」や、インターネット回線を介してセリに参加できる「USSインターネットライブ」でも参加可能。
2020年3月期実績では、出品台数約292万台・成約台数177万台と、中古車市場をリードする圧倒的な規模を誇ります。出品車には厳正な検査が実施され、毎週平均5万台の出品台数を実現。全国どこへでも車を輸送してくれるサービスも実施しています。
株式会社ベイオーク
西日本最大級のオートオークションを開催する企業です。毎週水曜日にオークションが開催され、一つのオークションにつき、約2000台以上の車がセリにかけられます。インターネットを利用してセリに参加できるのは当然のこと、オークション会場と同様のレイアウトを実現した機能を搭載。スムーズに利用できます。
オークションで流れた出品車の仕入れチャンスが高まるワンプライス機能も充実。次回に行われるセリまでに希望の車をいち早くおさえられます。気になる車をお気に入りに登録しておくと検索する手間が省けるので、他車両との比較も簡単です。もちろん一般の人は参加できないので、条件に該当しない方は会員が代わりに希望車種を落札してくれます。