中古車バイヤーの主な仕事内容

沢山の車

中古車バイヤーになるためには、どのような仕事をするのか先に把握しておくべきです。ここではバイヤーの仕事内容と流れをご紹介します。

中古車バイヤーの主な仕事内容

主な仕事は大きく分けて、車の仕入れと販売です。車の仕入れは国内の中古車販売店をはじめ、中古車を扱うオークションから仕入れます。未使用者や試乗車をはじめ、レンタカーで利用していた車などは、状態が良いものも多いので人気があります。

仕入れた中古車は、国内・海外で販売します。中古車販売の海外Webサイトを利用したり、現地の中古車販売店や業者と直接契約をするのも重要な仕事です。車の中でもとりわけ良質な日本車は海外で人気があります。険しい道を走行できる四輪駆動車や、トラック・大型バンといった商業用の車両も売れ筋が良いので、そのような車種もチェックしましょう。

輸出先の多くはアフリカをはじめ、東南アジア・中南米・オセアニアなど。一つの国をターゲットに取引するバイヤーもいれば、さまざまな国を相手にやり取りする場合もあります。

仕事(仕入れ)の流れ

車を仕入れる方法として欠かせないオークションは、ネットだけでなく、さまざまな場所で開催されています。今回はオークション会場に直接赴いて、車を仕入れる流れをご紹介します。

出品されている車をチェックする

良質な車を手に入れるには、事前の準備が肝心です。オークションでは事前に出品される車のリストが回ってくるので、車一つひとつの詳細内容を確認します。特にチェックするものは車種・メーカー・年代・走行距離など。その中から条件に合う車をピックアップしましょう。

実車の状態を確認する

オークション会場では条件に合う車を下見します。ボディの凹みやキズ、エンジンやブレーキ、サスペンションなどを確認したうえで、修理を行っても利益を見込める車であるか判断します。実際に車を間近で見たらイメージとそぐわない場合もあるので、できるだけ細かいところまで確認しましょう。参加者の席にはモニターと落札用コントローラーが準備されているため、モニターを見ながら購入希望の車を入札します。

落札した中古車を販売する

落札した中古車によっては、キズや汚れが目立つ場合もあります。修理が必要な状態であれば板金修理や整備に依頼をかけなければなりません。修復し綺麗になった状態の車は、国内・海外に販売します。海外へ輸出する際は、車に問題がないか出航前に最終点検を行いましょう。

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